[レビュー]SWEET BLACK feat. MAKI GOTO

( ` Д ´)<発売中


売ってねぇっつうのwとまあこのヒトのシングルアルバムの流通量の少なさは今の事務所に始まった話じゃないですけど、都内のめぼしいCD店4つめでようやくゲト。GMこと後藤真希クンの二年ぶりの新作。そしてaーベックス所属で個人としては初なんだよね?少なからずとも移籍してから詳しい活動見てなかったのでオレの中では大宮で"卒業します"宣言してから来たかコレて感じ。mixiで展開SWEET BLACKってなに?ごまヲタ以外知ってたの?ってびびった。
ズバリ購入のきっかけは狼の後藤のPVが無駄にゴージャスで金がかかってるスレだ。こいつのおかげでリンクにとんで事務所公認の動画見て曲に興味持ちました。
感想はイイ!買ってよかった。本人の努力にもよるところがあるかはさておき、全体的に打ち込みのデジタルサウンドでR&B⇔ポップス系統の楽曲で個人的にどれも捨て曲なくて8曲(約33分)一気に聞き込んでしまった。別に今までが悪いとか良いじゃなくて新鮮。特に男性ラップがwithでアレンジしてる曲が気に入りました。

1.Qeen Bee with BIGGA RAIJI
かっこいいダンサブルなアッパーなメロディ。うわさの巨漢ラッパーRAIJIのアイリ!という軽快な叫び声がクセになる。
2.Lady-Rise
イメージは洋楽のロックな感じだが少しパンチ不足。サビのLady-Rise!!がいい。女子力UP!磨けよ乙女な歌詞で衣装チェンジしまくるPVは必見。
3.Candy
力強いズンズンズンという打ち込みとギターの効果音がわくわくさせるハードロック?なイメージ。要所に挿入されるガラスが割れる音がおもしろい。
4.TEAR DROPS with KG
せつないピアノの音に引き込まれる。男女のすれ違いな歌詞に王道なバラードなメロディ。男性視点のKGとの掛け合いがイイ。コレは泣き曲必死です。
5.Mine with KEN THE 390
KEN THE 390のラップがテンション上がるHIPHOP↑↑思わず体がリズムを刻む踊りたくなる楽しい曲。ライブで常に縦ノリに揺れる姿が想像できる彼のあおりがグッジョブ。
6.Fly away
中華っぽい特徴的なイントロが印象的なデジタル音にポップスなダンス音。ダークなんだけど決して重くはない、サビのFly awayやBメロの「触れる度に 鍵かけた」抑揚をつけた連続な歌い方が特徴的。
7.Plastic Lover
デジタル音全開なハウス曲。クラブ深夜ツアーで披露したという通りそういうステージで聴きたい見たいユーロほどの激しさはなく、繰り返されるリズムに自然と頭揺れる。
8.with...
全編通して流れるアコギのやさしい音に包まれたミディアムテンポのありがとうソング。場面展開ごとに挿入される鉄琴の音がいい。サビのメロといい盛り上がるバラード。

以上、個人的な感想を述べてみました。好きな順番で言うと8>4>5>3>6>7>1>2。前3つは固定で中4つはその場の気分でラストは2。8曲とも違った良さがあり高い仕上がりだと思います。ミニアルバムといいつつちょうどよいボリューム。
決して今までピンクの衣装着て手を握って〜気持E!とかやってた人のアルバムとは思えませんが、ハローのサムボや4thアルバムと違う方向ってわけでもないんでこれがMAKI GOTOかよっと特別びっくりはしません。際立つのは男性シンガーとのコラボ作品。しかし彼女自身めちゃめちゃ特徴的な歌声してるわけでもなく、これから活躍の場所が広がるかは正直微妙かと。ただここの事務所の力の入れ具合次第でしょうからPVを公開するって宣伝はいいと思います、現にこうして購入のきっかけになったし。ハローにいたときはできなかった新しい顔を見せてくれつつ、実はこんなスゴイことできたのかよっと昔のファンに思わせたらしてやったり、そして新しいファンをつかめるといいなと。現役のときは女性人気高かったし案外新しい活動が日の目を見る日が来るかもしれない。というわけで後藤さん新アルバム発売おめでとうございます。
http://www.makigoto.tv/sweetblack/index.html