美勇伝1stアルバム「スイートルームナンバー1」かんそー

 さて発売からちょうど1週間。どんだけ売れたとか売れてないとかはいい、美勇伝である。活動から早や1年、シングル5枚とついにオリジナルアルバムまで出しやがった。まったく石川梨華サマサマだぜコンチクショー。なんでこんな推されてるの?って突っ込みはナシで以下かんそー
 明日コンサ行くのでそれまでに固定イメージ無しで感想をまとめたかったんです。巷の評判は特に悪くないけどじつはそんな好きじゃありません

スイートルームナンバー1

スイートルームナンバー1

続き↓川釻o釻)<長い です

そとっ面

 ジャケ写…ここっこいつはてーへんだ!裸じゃねぇかぁ〜とうら若き乙女3人の顔面ドアップと肩がふへへ〜な感じ。さらに言うと微妙にエッチな絡み方してる。こりゃ美勇伝推せますね。ってか両隣の2人顔見切れてるしヒドスギwまさに美勇伝スタイルにゴルァ!絵梨香ちゃんとそっくりでかわいいと評判の三好パパも怒るよ!(`Д)プンプンっ
 まぁそれは本当でバックが黒地なのは被写体をより際立てるだけでなく、アルバムタイトル名にもあるスイートルーム…夜の寝室を連想させるつくりがマル◎ジャケ写真からアルバムのイメージが膨らむのは評価できます。
 初回特典らしくクリアケースと差し替えジャケットがつき小さな幸せだ♪どうせなら3人シャッフルでくじ引きにしちまえば面白かったのにwウハハ(いやすんませんヤメテ〜)

歌詞カードと中身

 パカっと開けてみた。ゴールドオレンジな色の盤面にタイトルの文字のみでシンプルなデザイン。しかしその色のため印象はブルジョワチック。タイトルSUITEROOM NUMBER1というフォントが優雅な感じだな。
 そして歌詞カードの中も今回はなかなか力作。ネグリジェの3人がじつにキャワ。スタジオでは寝室を撮影、ロケでは夜景とナイス歌詞カード。ベイブリッジが見えるから横浜かな?みーよがネックレスをつけるのを手伝いたいですwハァハァ
 3人以外にアップなのはアクセサリにミュールなどの女性小物がよりアルバムの世界の物語を膨らますのを手伝ってくれる。これってヲタが思う美勇伝のイメージとむこうが提示してきた美勇伝像が絶妙に一致してるんだよね。俺が思う美勇伝ってのは10〜20代の女性があこがれるかわいい女性ってイメージ。そういう女性的な魅力を強く表現してるのが今回の美勇伝なんじゃなかろうか?それとあわせてキモヲタを引き寄せる石川さんはほんと強いねw

1. チェックイン

 なるほどwこう来たか!唯やん含む美勇伝っぽさがすぐわかる掴みですw華麗にスルー
 しかしこうやってアルバムのテーマに沿って曲が並ぶのはとっても好きですね。シングルが浮いてしまいますが、そこはご了承。そういう点においてこの「スイートルームナンバー1」に期待値は高いです。

2. カッチョイイゼ!JAPAN

 チャンチャチャチャンララ〜のイントロで始まる超絶おバカソング。これを一発目に持ってきたのは当然だね。この曲大好きです♪横アリで初めてお披露目されたにもかかわらず、その強烈なメロは一発で頭に焼きついた。忍者ハットリくんに出てきそうな衣装に美勇伝のコンセプトである「和」を意識した音と歌詞。和太鼓を連想させる打ち込みドラムが心地良い。そしてところどころ挿入される虚無僧が持ってそうな尺八の音、チャカチャカチャーンという電子ギターの音といいこれはいい仕事だ。美勇伝を知るにはカッチョイイゼで始まり、カッチョイイゼで終わるだ。
 間奏の飛行機ダンスも注目だが、最大の見所はココ。ハロプロで初めて乳を全面に押し出しアピールしてきた岡パイダンス!この曲は岡パイ無しでは語れない。岡パイ神話を不動のものにしたのは記憶に新しい。楽曲の良さとパフォーマンスが高次元で融合した名曲。のっけからテンション上がりまくり!もちろんつんくの掛け声もいい仕事だね

3. 愛〜スイートルーム〜

 アルバムタイトルの曲という物語の主軸な作品。と思いきやなかなかアップテンポで楽しい歌詞の曲。
 静かな打ち込みイントロと共に始まり、( ^▽^)<愛がある川*´・`)<確かに愛だ从,,^ ロ ^)<表現にルールはない川*´・`)<生きている从,,^ ロ ^)<それはすばらしいね( ^▽^)<ほら楽しいね
 の幕開けがクセになる。从,,^ ロ ^)<5×2=10っとかてやんでぇ〜川*´・`)<江戸中期にゃ与謝蕪村とか意味不明用語の連続でこれぞつんく歌詞の魅力。ゴロの良さについつい口ずさみたくなる曲。つんくさんはこういう意味無しソングの語呂合わせウマイねー。あの阿弥陀如来〜とか。全体が打ち込みなので肩でリズムを刻んでノってる感じ。美勇伝のスイートルームって華やかだぜ。

4. 紫陽花アイ愛物語

 ここでまた人気シングルの登場。絵梨香ちゃんのすっと息を吸い込む音で始まる場の静寂が引き締まる。つんく作品ではなく外注なのだがこれがまたイイ。最大の特徴であるジャジャジャ ジャジャジャ ジャジャジャンジャンの三三七拍子のリズムがめっちゃハマル。美勇伝のシングルじゃ2. の「カッチョイイゼ」とともにカップリング含め捨て曲なしの2大ヒットシングル作。ってかその2つ以外イラネ
 曲中ずっと流れるズチャズチャズッチャのリズム取りについつい肩が揺れる揺れる。ロボットダンスも含めコンサで大人気。歌詞の内容は終わり行く2人の関係を嘆き、胸キュンピーチな乙女心です。メロがアッパーな分感じないけど改めて読み直すと深いね、切ないです。

5. 恋のヌケガラ

 2大人気曲を終え、すっかりテンションものってきたところでさらにこの曲。デビュー曲はいつだって特別なんです。今聴くとこの当時の三好はともかく岡田の歌声は違和感あるな。やっぱウマクなってるよ。イントロと歌い終わりで見せる三位一体のあのフォーメーション、前かがみなみーよ、石川の肩に手をやる唯やん、デビュー作で既に美勇伝のちょいアレな世界のイメージが確立したと言えますね。こらこらそこのアナタ、スタンディングだからってやっちゃダメですよw
 イントロのギターといいはたけ渾身のカッコイイロック作。俺ははたけの作るロックが好きなんだけど、それって運がよかっただけ?ベタなギターリフだけどついエアーギターしまくり。はたけは後藤さんの「BLUE ISLAND」(あえて「横浜蜃気楼」に触れません)のロック調だけでなくやメロンの「キライ、スキ スキ スキ ホント、ウソ ウソ ウソ」「愛してはいけない」のように打ち込み曲もかなり大好きなんで相性いいかも。もちつんく作も好きよ。
 あと作詩は湯川れい子というよく知らん人ですがなかなかオモロイ。失恋した女性の喪失感。むなしさについこうつぶやきます从,,^ ロ ^)<ミスター・ドクター・ラブ…やれやれ彼女は相当重症のようですねw
 デビュー曲にしてはちょっと微妙な作品ですが美勇伝といえばコレ!皆さん握手できましたかー?

6. Tea Break

 シングル2連発にお腹いっぱいなところでキタコレ!明らかにかっこいい音で始まるみんなお待ちかねのアッパーソング。ありきたりといえばありきたりですが、ベタな曲が一番ウケる。イントロからAメロBメロへ転換するとき、軽いギターの音で変わるのが楽しい。
 内容はまさに普通の女の子の会話そのもの。もちろんつんくの脳内だとしてもこれなかなかウマイと思う。歌詞読んでると普通にどっかの腐女子のブログみたいだわ
川*´・`)<ホトトギス そういう曲。縦ノリ系な曲とまでは行かないが、そこそこノレて安心して聴ける曲。

7. ひとりじめ

 アッパーな曲が続きへとへと、ここらでちょっとトイレタイムしっとりした曲が聴きたいということでスロー曲です。「ひとりじめ」これはシングル発売でかんそー残したけど改めて聴くと印象としては弱いな。静かながらその根底にある女性のどんよりとしたキモチ「視線」を連想させるメロディ。打ち込みでもズンドコズンドコではなく、しっとりと済んだキレイな曲です。聴き所は間奏でメロがチャラランチャラランっと転調するとこか?凡曲
 つんくでは描けない女性の切実な妄想を語る貴重な曲。カップリングはメッセージ性の強い泣ける曲なのでこちら目的で買うのもアリ

8. クラクラ ディナータイム

 しっとり歌い挙げて感情に浸ってる間もなくクラップクラップで待ってました〜!振りコピできそうな楽しい曲。スローテンポな曲だが音のつくりが軽くアイドルポップスソングな印象。曲のメロは特別な印象はないが、その分歌詞が強烈。その内容がデレデレもんだぜ。なんと彼女たちと付き合ってる設定で2人は一緒に食事をしてる。そしてステーキ丼も出るよwわーい妄想しすぎてトリップしちゃえっ〜。注目は1:33のところ
( ^▽^)<輝いて Oh my Love〜♪ ハイ梨華ヲタ死亡w

9. クレナイの季節

 しっかり妄想の世界にトリップできたら向うでもエンジョイしようねと言わんばかりの駄作登場。じつはこれレビュー書いてなかったんだがっつうかリリースラッシュにまぎれ放置してました。俺が石川梨華がキライな理由のすべてがこの曲に詰まっている言える曲。
 輪唱が最大の特徴なのだが、これがヒドイw石川のせいで曲台無し。頼むから梨華ちゃん歌わないで〜wとつくづくヲタ泣かせなコだよね梨華ちゃんって。ソロパートがありえないくらい長く、生理的に耐えられないスルー必須な曲。ジャケ写真のキャバ嬢チックな衣装もはぁ?(ハァハァだけど♪)盤面の紅いデザインはキレイんだけどねー実力不足が惜しい作品です。とは言っても輪唱はオモシロイし、毛嫌いするほどダメなメロディじゃないのでコンサの印象次第で化けるかも。
 カップリングは生楽器主体でドラムと軽いギター音が心地良い。アイドルロックしてる曲なのでこちらの方が好きだよ。それでも買うほどのシングルじゃないね惜しいです。

10. 唇から愛をちょうだい

 すっかりテンションも下がり、汗もひいたところでこの曲。WE LOVE YOUの掛け声で始まり、ホラー映画の幕開けのような音で始まったと思えば、突如アラビアンナイト風な色物メロ。ゲッ!おバカソングだと思ったらこれが最高。今回のアルバム曲でメロだけは一番好きな曲。エフェクトいじって低音効かせたらすっげぇノれます。このアラビアンチックなメロがたまんないw
 メロだけでなく歌詞の内容が面白いですよ。主体は( ^▽^)<愛をちょうだい な積極的な女性の気持ちを歌った曲ですが、要所要所で意味深なキーワードw“北海道”“関西弁”そうです。これ三好と岡田っしょ?こういう言葉遊びをしてくれるつんくってええなぁ。「バイセコー大成功!」の歌詞を思い出した。
 从,,^ ロ ^)<いつまでも 夢は大きく持ちたい これ泣き所
 あとさっきの曲で梨華ちゃんのことボロクソ言ったけど、この曲の歌い出しはアリ。この曲の面白いところはパートの言葉のあたま、母音を強調してるのがツボ。
( ^▽^)<もうちょっとよ これいいなぁ
 そんなわけでこの曲はアルバム買って良かったーと思える曲です。超絶名曲とは言えないがこのアラビアンメロはツボ。間奏2:30あたりシンセの音にスクッチの音をかましまくりでニヤケます。愛バカやダンスサイト風なオリエンタルミュージックだ。

11. パジャマな時間

 さぁこんだけ盛り上がったら、あとは寝るだけと言わんばかりのテンションに爆弾キタ!スローなバラード曲だけど、これがヤバイwアルバムの感想を聴かれたら、まずこれを聴けと薦めるでしょう、そんな曲。
 オペラチックな歌唱方っていうの?愛きゅんことが高橋愛たんがやってた川*’ー’)<でぃおまてらてら〜♪な感じの太い声でエコーかかって歌ってます。これがなけりゃ平凡なスローテンポなだけの曲だけど、これは凄いよ。誰が考えたんだろ?やっぱしつんくかな。オルゴール調にアレンジして聴いてみたい、そんな眠る前に聴く曲。まさに「パジャマな時間」。ストリングスの音が曲に溢れるやさしい印象を包みます。とってもいい音だあ。
 あと化粧水と乳液なんてコトバが出た曲初めてですよ。このシチュエーションまさに美勇伝のイメージ女性そのもの。たしかにこういう状況あるなーと共感できるのが怖いですwまったく凄い内容じゃないけど天才だわ。

12. まごころの道

 すっかり夢の国へ旅立ったらさぁこの曲で締めよう、泣けるメッセージ曲。「可能性の道」を乗り越え、いざ進め「まごころの道」
 美勇伝で初めていいなと感じたスローバラード曲。生楽器っぽいんだけど打ち込み曲。リズム取りのベースとハイハットの音、主旋律のピアノ、そして静かに添えられるギターの音でシンプルなつくり。シンプルなだけにメッセージがより響く。だれだれの曲っぽいという感想は少し避けたかったのだが、安倍さんの「空 LIFE GOES ON」っぽい曲です。と思って見るとあら、作ってる人も楽器も同じだよ。ゆるやかにAメロBメロを歌い、サビでおもいっきりメッセージを訴えてくる。この王道な流れにヤラレる。まっその衝撃は「空」には遠く及ばないけどさ。
从,,^ ロ ^) ^▽^) ´・`)<まごころに 包まれている 人に出会えて やさしくなれる 自分と出会えた道
 この気持ち大切だぜ。与謝蕪村からまごころまで、つんくワールドは広いwコーラスを梨華みよと別の女性のひとがやってるのも興味深いです。

13. チェックアウト

 あまり美勇伝をよく知らなくてもこれ聴くとよくわかる。こういうキャラ設定なのねとニンマリ。唯ちゃんのゆるーい妹キャラもさることながら俺がもっとも美勇伝を感じたのは
从,,^ ロ ^)<だって、結局最後は石川さんがもう一回!って張り切ったじゃない!
 Thi is 美勇伝だね、石川さん…まさにこのひとことにすべてが集約されてます。石川梨華石川梨華による石川梨華のためのユニット美勇伝。いつか梨華〜と呼び捨てにしてくれないかなぁとニヤニヤ。あっここ歌詞カードでフロントになってるぞ。説教じゃ〜!!!

でっどうなん?

 うわー長かった。ってどうでしょこのアルバム。けっこぅ楽しめる内容なのかなと思えてきました?たしかに捨て曲はひとつもないし、むしろ好きな曲も多い。それでいて遊びの要素も詰まってる。なんと言ってもシングルが全部入ってるのはうれしい。それで だ。買いか無しかで言えば無し!?な作品です。
 散々持ち上げといてなにその感想!なわけですが、現状俺にとって美勇伝はヲタだから楽しんでる範囲に過ぎません。そりゃ好きな曲も多いけど、3年後にも聴いてるほどのヒット曲は今回のアルバムオンリーじゃなかった。梨華ちゃんに辛口な評価なのもあるけど、やはりこのひとは歌う人ではないよ。ヲタでなきゃついてけないね。それがいい意味でも悪い意味でも石川梨華なんだ。もちろんその美声をいかした飛び道具キャラでは最高だけど、やっぱり俺は三好と岡田にリードボーカルを務めてもらいたいです。紫陽花なんか最高。だからライトヲタの方はアルバム買うより「カッチョイイゼ!JAPAN」「紫陽花アイ愛物語」買った方がお徳です。

 この1年美勇伝を推してきたアップフロントだけど、来年はどうなるんだろ?正直天井が見えてきたかなってアルバム聴いて思った。やっぱ梨華ちゃんだけってのとハロプロの限界ってやつかな。例えば一部偽さゆの愛称で話題のヒノイチーム見てもさっぱりわかんねだもんな。美勇伝もワンマンチームで行くには実力不足すぎた。三好と岡田、美勇伝はお前たちにかかってるゾ。今回のツアーは梨華ヲタ全員捕まえるつもりでかかって恋!俺たちのモチベーションを変えてみろ!

 こんだけまとめて最後にアンチ発言とはw俺クオリティ低っ!だって石川ムカツクんだもーん( ^▽^)<ウマクウタエルー♪これまとめるの3時間以上かかってますwあー楽しかった♪明日はZepp Osakaで行くぜぃ〜!そして唯ちゃんのお友達にがっつくYo!
 かんそーが激変してたらゴメンw